第五章あらすじ@日経新聞の朝刊小説 北方謙三氏の「望郷の道」
旧友の川瀬勇作に再会した正太は、台湾の情勢を川瀬から聞きだす。
台湾の情勢が不安定だと知った正太は、生活とお金を貯めるために、菓子屋の簿記事務員として働き始める。
やがて正太は工場の職人・島田と親しくなる。
島田は腕の良い職人だが、島田が満足するレベルの材料が手に入らず、どこかくすぶっていた。
正太は何度か、川瀬の食堂で島田と食事をしたり、話をしたりするうちに、菓子作りに興味を抱きはじめる。
菓子工場の経営者は、なぜかやる気が無い。
正太は街で楊荀芳(よう・じゅんほう)という台湾人に出会う。
楊はキャラメルを仕入れて、街で販売したいという。
不器用なりにも目を輝かせて働く楊を見て、大きく一歩を踏み出せない正太は、己の不甲斐なさを嘆く。
佐賀に残されたルイは藤家を切り盛りしていたが、熟考の末に正太と共に生きることを選択し、台湾行きを決意する。
藤家で会合を開き、自ら破門を宣言し、藤家番頭の美代治に藤家を託すことを宣言。
渋った美代治だったが、藤家の総意もあって命をかけて藤家を守っていくことを決心。
ルイは2人の子と仙吉を連れて、長い船旅の末に台湾に上陸した。
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